【重要】米国関税に関する最新情報と今後の対応について
2025年4月2日(米国時間)に米国政府による新たな関税措置が発表されました。その後も追加措置に関する報道が相次いでおり、状況が流動的です。このページでは、関税措置の現状と、セラーの皆さまが今からできる具体的な対応策をお知らせいたします。
イーベイ・ジャパンでは、引き続き米国政府の動向を注視し、皆さまに必要な情報を迅速にお届けできるよう努めてまいります。最新情報は随時更新されます。
米国関税に関する最新情報
2025年4月11日更新
■ 現在、正式に発表されている情報
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相互関税措置
4月9日(日本時間午後1時1分)より日本からの製品(下記製品群※を除く)に現在適用されている関税に加えて24%の相互関税が課されることが、日本時間4月2日に発表されました。ただし、その後の措置により、4月10日(日本時間午後1時1分)から7月9日(日本時間午後1時1分)の90日間は、24%の相互関税措置は停止され、他国同様、一律10%の追加関税が適用されます。
(※)自動車関連製品、鉄、アルミニウム製品には25%の追加関税がかかり、相互関税の対象にはなりません。 - 正式通関(Formal clearance)の最低申告額の引き下げ
4月5日(日本時間午後1時1分)より、正式通関(Formal clearance)の最低申告額が2,500米ドルから800米ドルに引き下げられました。 - デミニミス・ルール(少額免税基準)について
現時点では、日本に関する「デミニミス・ルール(少額免税基準)」の変更や施行日は具体的に発表されておらず、従来通り800米ドルが基準値として適用されています。
セラーの皆さまへのお願い・対応のヒント
日々情勢が変化している中で、安心して販売を行っていただくために、弊社として以下の対応を推奨しております。
■【前提】原則として関税の支払い対象者はバイヤー
従来通り、関税支払いを行うのは、セラーではなくバイヤーです。そのため、基本的には、セラーが今回の追加関税を価格に上乗せする必要はございません。
また、相互関税の税率変更に伴い、セラーの皆様が必ず行うべきアクションもございません。
▶︎ 関税に関する詳細はこちら
■ SpeedPAKアカウントのご登録 (推奨)
eBay公式配送サービス「SpeedPAK」のアカウント登録をぜひご検討ください。
特に低価格商品を扱うセラーの皆さまにおかれましては、通関遅延や配送停止といったリスクへの対策として有効です。
SpeedPAKアカウントを作成することで、複数の配送手段を確保し、業務への影響を最小限に抑えることができます。
▶︎ SpeedPAKの詳細はこちら
SpeedPAK配送サービスのご利用には、eBayの配送ツール「CPaSS」から発送手続きを行う必要があります。SpeedPAKアカウントの作成は必須ですが、簡単に無料で登録できます。
▶︎ SpeedPAKアカウントの登録はこちら
■ eBaymagの活用による販路の多様化 (推奨)
アメリカ以外の市場(欧州・カナダ・オーストラリアなど)への販売も、今後ますます重要になります。
eBayでは、複数国への出品をサポートするツール「eBaymag」を提供しております。eBaymagを活用し、多国展開をすることで販路の拡大とリスクの分散が可能となり、より多くのバイヤーにリーチし、販売リスクの分散が可能になります。
▶︎ eBaymagの詳細はこちら
関連リンク
イーベイ・ジャパンとしてのサポート体制
イーベイ・ジャパンでは、引き続き米国政府の動向を注視し、最新情報を公式メール・SNS・本ページなどで速やかにお届けしてまいります。
引き続き弊社からの今後のご案内を随時ご確認いただけますよう、お願い申し上げます。
不透明な状況が続いておりますが、セラーの皆さまに安心して販売いただける環境づくりを進めるべく、eBayとして全力でサポートしてまいります。