円安に進む事によるeBay輸出のメリットとは
- 円安に進む事によるeBay輸出のメリットとは
- そもそも円高・円安って何?どんな影響があるの?
- コロナによる巣ごもり需要、そして急速な円安。まさに輸出ビジネスが今熱い!
- 同じ努力をしても、何もせずとも単純に利益が増える
- 円安が進むと、海外のバイヤーから日本セラーの商品がお買い得に見える
- 円安になると、より高額商品が売れやすくなる
- まとめ
円安に進む事によるeBay輸出のメリットとは
2022年に入り、コロナウイルスのオミクロン株の蔓延、ロシアのウクライナ侵攻など今年になってからも引き続き世界中の人達の気持ちが休まらない状況が続いています。
ここにきて更には原油高、それから急速に進む円安が物議を醸しています。 しかしその一方で、我々eBay輸出プレイヤーは円安に進めば進むほど大きな恩恵を受けることができます。
私はeBayに2004年に登録してからずっとeBayを使ってビジネス活動をしています。副業時代も含めると、もうかれこれ18年間になりますが、その間でも為替の円高・円安のサイクルは何度か経験してきました。
そもそも円高・円安って何?どんな影響があるの?
まずこれから始める方への豆知識として、輸出入のクロスボーダー取引を行う事業者にとって為替レートというのは利益を左右するとても重要な要素の1つです。
円高になれば、円の価値がUSドルに対して高くなるので、単純に言えば輸入事業には有利、輸出事業には不利と言えます。我々が輸入事業者であれば、海外からの仕入れ時に仕入れコストが安くなるメリットがあり、逆に我々が輸出事業者であれば、海外のバイヤーは日本のセラーの商品を高く感じてしまい、日本の商品が売れにくくなる傾向になります。
一方で円安になればその逆のことが起こり、輸入事業には不利、輸出事業には有利ということになります。
2004年から2008年上半期ぐらいまでは1ドル100円以上の円安状態でしたが、特に2008年後半からはサブプライムローンショック(リーマンショック)の影響で円高が大きく進み、100円を切り、その後約3年間は一時1ドル76円くらいまで円高が進んだ時もありました。そして、2012年からは前安倍総理のもと進められたアベノミクスによって一気に円安に進んでいき、2015年には一時1ドル124円くらいまで円安が進みました。
このように長年eBayビジネスをしていると、大きく円高に振れたり、円安に振れたりするサイクルがやってきます。
コロナによる巣ごもり需要、そして急速な円安。まさに輸出ビジネスが今熱い!
ここ約2年間、eBay輸出はいろんな外部要因により、追い風になってきています。
コロナウィルスが世界中に蔓延してからは、巣ごもり需要によりeBayでの売上はかなり伸びました。
そして巣ごもり需要が落ち着き始めてきた今年から、今度はロシアによるウクライナへの侵攻を発端とした突然の急速の円安トレンド。
この凄まじい勢いの円安トレンドは中長期に渡って継続すると、多くの金融業界の専門家は読んでいます。
eBay輸出プレイヤーにとってはまさに「今やらずにいつやるの?」というくらいeBay輸出に挑戦すべき材料が出揃ってきています。
では円安が進むことによって、我々eBayセラーにどんなメリットがあるのか。
これをこの記事では書いてみたいと思います。
同じ努力をしても、何もせずとも単純に利益が増える
まず前提として我々が取り組んでいるeBay輸出はUSドルを稼ぐ事業です。つまり売上が全てUSドルであなたのPayoneerの口座に振り込まれるのです。言い換えると、eBay事業に取り組むことはで、世界の基軸通貨であるUSドルを稼ぐことにつながる素晴らしい事業なのです。
さらっと書いてしまいましたが、これから更に世界が密接につながっていく時代、日本にいながらUSドルを稼げる事業はとても貴重です。稼いだUSドルを米国株投資などへの軍資金に当てることもできますし、輸入事業の仕入れ代金にそのまま稼いだUSドルを使ったり、逆に輸入業も展開している場合、海外からの仕入れ代金の支払い時に円安のデメリットをカバーしたりすることも可能です。それだけUSドルを稼ぎ出すことができることは価値があるのです。そして円安が進むと、何もせずに自分の利益が増えていく形になります。1ドル110円のときに100ドルで商品を販売すると、日本円に換算して11,000円ですが、円安が進み1ドル123円になると、同じ100ドルで販売した商品は12,300円で売れたことになり、たった1つの商品だけで1,300円も利益が変わってしまいます。もちろん、Payoneerに入った売上を為替レートの動向を見ながら、自分の思ったタイミングでUSドルから円に変えてもいいですし、しばらくUSドルとしてPayoneerのアカウント内に持ち続けて、更に円安が進んだ頃に日本円に換金すると、売上+為替差益だって狙うことも可能なわけです。それだけUSドルを稼ぐことができるeBay輸出ビジネスは魅力的なのです。
円安が進むと、海外のバイヤーから日本セラーの商品がお買い得に見える
USドルに対して円の価値が低くなっている状態ですので、当然ながら海外のバイヤーからするとドル換算した際に、日本のセラーの商品は割引されたお得な料金に見えています。
つまり円安に大きく動いている今は我々日本人セラーの商品は売れやすい状態になってきているわけです。
まさに2022年はeBay輸出に挑戦するにはとても良い年だと言えます。
過去には同様に、2012年にアベノミクスが一気に始まり、どんどん円安に進んでいきました。当時もeBay輸出は一気に人気を帯びた時期でした。
売上を伸ばす日本人eBayセラーが増え、非常に稼ぎやすい時期だったと言えます。一方でライバルも増え、値引きをしていくセラーも増えてきていたため、しっかりと適正価格で販売し、よいサービスを提供するセラーが選ばれていく時代でした。セラーの数(供給数)が増えれば、バイヤーもよりセラーを選ぶことができるため、円高時よりも円安時のほうがよりしっかりと運営していくことが求められますし、生き延びていくために必要になってきます。
円安になると、より高額商品が売れやすくなる
先程円安が進むということは日本人セラーの商品が海外のバイヤーにとって買い求めやすくなるということについて書きましたが、具体的にどんなところでそれが見えてくるかといいますと、より高額商品への質問が多くなります。
eBayに1,000ドル以上するような商品を販売している場合、この円安により、今まで高くて手が出しにくかった海外バイヤーもここぞとばかりにあなたの高額商品を購入しやすくなるというメリットがありますので、円安が進めば進むほど、高額商品の出品も検討されると良いと思います。
まとめ
いかがでしたか?
為替レートの値動きだけでeBay輸出事業に取り組むかどうかを決めるのは良くないですが、確実に1つの取り組む理由として今年はチャンスであることは間違いないです。
参入者数が増え、ライバルが増えやすい時期でもあるため、頑張って素晴らしい商品、サービスを提供するよう心がけ、生き延びていけるeBayセラーを目指していきましょう。
eBayは、世界の190ヵ国に展開している、世界最大級のマーケットプレイスです。eBay内では約1.47億人のアクティブバイヤーが日本からの商品を待っているため、これから海外を視野に物販を始める人におすすめです。販売サポートを申し込んで、スムーズにスタートしましょう。