戦略によって複数アカウントで商品のセグメント分けをして販売をしているセラーもいますが、新規のセラーはeBayでの販売経験がないため、販売アカウントが複数あると管理範囲が増えてしまいコントロールできなくなることもあります。まずは１つのアカウントに集中して販売に慣れることを推奨します。

 アカウントに異なる複数デバイスでのログインや旅行先（とくに海外）からのログインがあるとセキュリティ対策のために一時的にログインができなくなる場合があります。解除までに時間がかかることもあるため、基本的には同じデバイスでのログインを心がけ、こまめにパスワード変更するなどセキュリティ対策とアカウントロックの対策をしましょう。万が一、ログインができなくなってしまった場合はイーベイ・ジャパンまでご連絡ください。

 eBayに登録しているクレジットカード情報が最新であるかどうか確認しましょう。登録後、期限が切れていることに気付かずカード情報が更新され、eBayへの支払いが遅れアカウントが一時的に保留になってしまったケースもまれにあります。また、バイヤーへ返金が行われる際やストア料金の支払いはeBay Balanceから行われますが、Available fundsがマイナスだと登録のクレジットカードや紐づけしている銀行口座等から引き落とされます。

 eBayからの通知、イーベイ・ジャパンからのメールは必ずその日のうちに確認しましょう。よくあるのが、eBayからの通知の内容が英語だったため緊急性がわからずに見逃してしまう、もしくは後日対応しようという安易な考えでアカウントが一時保留やサスペンドになってしまったというケースです。通知内容により書類の提出が必要な場合もあるため、時間に余裕をもって対応をしましょう。セラーとしての販売経験とビジネスがスムーズに進行するためにも、その日に受け取ったメールは必ずその日のうちに確認し、対応するようにしてください。
 アカウント停止、もしくは制限がかかった場合の実際の通知内容の例と対応方法はこちら

 販売に関するお問い合わせやトラブル時のサポートなど日本語でご相談ください。イーベイ・ジャパンでは、さらに売り上げを伸ばしたい日本のセラーに向けて日本語での販売サポート提供しています。eBay販売サポートはポータルにログイン（無料）が必要です。
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 各アカウントにeBayから与えられている出品可能なアイテム数と出品合計金額の上限があります。これらを出品可能枠(Selling limit) と言います。出品可能枠の上限は全セラー同じというわけではなくアカウントのパフォーマンス状態によりそれぞれ異なりますが、毎月のパフォーマンス状況やご利用状況に応じた一定条件の下で都度引き上げが可能となります。
 新規セラーアカウントはeBay販売初心者のため、まずはマーケットプレイスに慣れることを優先し、eBayユーザーとして信頼できるアカウントかどうかまだわからないという観点から少ない数値から始まります。そのため、最初から高単価な商品を出してしまうとすぐ上限に達してしまいます。はじめは、取り扱いしやすい金額の在庫を出品し販売に慣れてきたら徐々に単価を上げていきましょう。
 出品可能枠確認方法はこちら

 eBayでの商品販売をスムーズに進めるためには、バイヤーとのコミュニケーションを円滑に進めなければなりません。出品するにあたり、バイヤーのニーズを常に意識し、顧客満足度向上を心掛けることが重要です。わかりやすく各項目の内容をまとめた記事と動画で、詳細を確認しましょう。
 eBay出品ポリシー概要と動画のページはこちら

 そして、商品を出品する前にeBayにおける出品時の注意点を確認しましょう。他のセラーが販売しているから自分も出品ができるであろうという安易な判断は禁物です。特に出品できるかどうか情報が不正確なアイテムは事前に出品が可能かどうか確認しましょう。
 出品時の注意点のページはこちら

 また、安心・安全なマーケットプレイスを全てのeBayユーザーに提供するためeBayには他にも様々なポリシーがあります。VeROポリシーや各出品ポリシーは必ず守って販売を行ってください。他のセラーが販売しているから確認せずに販売することはリスクにつながりますので自身で確認してから出品しましょう。
 VeROポリシーの記事はこちら
 VeROポリシーの動画（e-Learning）はこちら
 その他のポリシー動画（e-Learning）はこちら

 販売したい商品の単価が高額になればなるほど1件の取引における利益は見込めますが、販売経験が浅い場合はトラブル時の対応に慣れておらずリスクが伴います。新規のアカウントは販売数・金額の上限も低いため、高単価商品を出品するとリミットがすぐに限度に達してしまいます。取引とそれに伴うトラブル対応に慣れるまでは高額な商品の取り扱いは控え、自身のキャッシュフローの無理ない範囲で販売経験をコツコツ積み上げることが長く健康的にアカウントを育てていくポイントです。