SKUで出品を管理する方法

eBayでは商品を出品すると、その出品に対してユニークな識別子としてItemIDが付与されます。 このItemIDは、出品後に自動的に生成されるものであり、出品前の自社システムの商品IDと紐付けるには、何らかの方法で記録して持っておく必要があります。 一方、出品する際に管理用の識別子として、SKUを登録することが可能です。 このSKUを軸にした出品管理をすれば、自社システムでの商品ID等をそのまま使うことができ、商品の管理がスムーズになります。 例えば、固定価格の出品する場合の次のリンクにあるように、SKUというフィールドを指定して出品可能です。 AddFixedPriceItem.html#Request.Item.SKUeBayでは、InventoryTrackingMethod(在庫識別方法)というフィールドがあり、出品を特定する識別子として、ItemIDかSKUを選ぶことができます。AddFixedPriceItem.html#Request.Item.InventoryTrackingMethod InventoryTrackingMethodのデフォルト値はItemIDになっており、SKUを管理方法として指定したい場合、このフィールドの値を「SKU」にします。 出品終了した商品を再出品するRelistFixedPriceItemの場合でも、常にInventoryTrackingMethodの値をSKUにして呼び出す必要があります。(出品終了前にInventoryTrackingMethod=SKUとなっていた場合も、明治的に指定しなければデフォルト値のItemIDになる) 以上の2つの指定をすることで、APIで出品した商品をSKUで指定して更新することが可能になります。 例えば、固定価格の出品の更新は、ReviseFixedPriceItemでSKUのみで指定可能になります。 自社サイトも含め、複数モールに同時出品している場合、在庫連動が重要な課題となります。 eBayでは、固定価格商品の在庫を更新する、ReviseInventoryStatusというAPIコールが用意されています。このAPIコールも、SKUのみで更新対象商品を指定できるようになります。
My eBayなど、eBayのUIではSKUは表示されません。 Selling Manager, Selling Manager Proでは、Custom Labelというフィールド名で表示されます。 SYI、Bulk Listing Tool, File Exchangeなど、API以外のツールで出品する際は、InventoryTrackingMethodを指定できません。