Large Merchant Service
- アプリケーションはリクエストを発行してそれに対する識別子をもらう
- もらった識別子をつかて、アプリケーションがリクエストの完了状態を定期的にチェック
- リクエストが完了状態になった後、アプリケーションがレスポンスを取得する
Bulk Data Exchange API(API)
このAPIは、データ処理の開始・停止・ステータスチェックなど、マーチャントのワークフロー管理を定義します。このAPIでは、非同期で実行される処理単位、「ジョブ」という概念を導入しています。 Large Merchant Service では、処理が非同期に実行される(大量データ処理のリクエストを受け付けるため)ので、リクエストに対する結果は処理が完了したタイミングで受け取る必要があります。プロトコル、リクエスト・レスポンス形式
Bulk Data Exchange APIは、SOAPとXMLのHTTP POST方式をサポートしています。サービスURI
Bulk Data Exchange APIリクエストは、サンドボックスまたはプロダクション環境のURIに送信します。環境 | URI |
---|---|
Sandbox | https://webservices.sandbox.ebay.com/BulkDataExchangeService |
Production | https://webservices.ebay.com/BulkDataExchangeService |
HTTPヘッダー、URLパラメータ
Bulk Data Exchange APIは、次のHTTPヘッダーがあります。パラメータ名 | 必須有無 | 説明 |
---|---|---|
CONTENT-TYPE | このヘッダーを指定した場合、次の値からを設定する必要があります。 XMLの場合は、text/xml、SOAP12の場合、application/soap+xml、SOAP11の場合、text/xml (SOAPActionヘッダーと一緒に) | |
X-EBAY-SOA-MESSAGE-PROTOCOL | 条件による | SOAPリクエストの場合必須。どのSOAPプロトコルを利用するかを指定。1.1の場合、SOAP11、1.2の場合、SOAP12をセット。 |
X-EBAY-SOA-OPERATION-NAME | 必須 | 呼び出すAPIコール名。 |
X-EBAY-SOA-SERVICE-NAME | 呼び出すAPIの名前。Bulk Data Exchange APIコールの場合、”BulkDataExchangeService”をセット。 | |
X-EBAY-SOA-SECURITY-TOKEN | 必須 | 認証済みユーザを識別するトークン(ユーザトークン)。 |
X-EBAY-SOA-SERVICE-VERSION | 利用するAPIバージョン(1.0.0など) |
スキーマ
次のURLより、Bulk Data Exchange のWSDLを[こちら]からダウンロードできます。http://developer.ebay.com/webservices/bulk-data-exchange/latest/BulkDataExchangeService.wsd
特定のバージョンのWSDLの場合、latestの代わりにバージョン番号を指定することができます。
http://developer.ebay.com/webservices/bulk-data-exchange/1.0.0/BulkDataExchangeService.wsdl
File Transfer API(API)
このAPIは、データファイルをeBayに送受信します。 各APIコールの詳細情報は、Large Merchant Services API Referencesを参照下さい。プロトコル、リクエスト・レスポンス形式
File Transfer APIは、SOAPとXMLのHTTP POST方式をサポートしています。サービスURI
File Transfer APIリクエストは、サンドボックスまたはプロダクション環境のURIに送信します。環境 | URI |
---|---|
Sandbox | https://storage.sandbox.ebay.com/FileTransferService |
Production | https://storage.ebay.com/FileTransferService |
HTTPヘッダー、URLパラメータ
File Transfer APIは、次のHTTPヘッダーがあります。パラメータ名 | 必須有無 | 説明 |
---|---|---|
CONTENT-TYPE | このヘッダーを指定した場合、次の値からを設定する必要があります。 XMLの場合は、text/xml、SOAP12の場合、application/soap+xml、SOAP11の場合、text/xml (SOAPActionヘッダーと一緒に) | |
X-EBAY-SOA-MESSAGE-PROTOCOL | 条件による | SOAPリクエストの場合必須。どのSOAPプロトコルを利用するかを指定。1.1の場合、SOAP11、1.2の場合、SOAP12をセット。 |
X-EBAY-SOA-OPERATION-NAME | 必須 | 呼び出すAPIコール名。 |
X-EBAY-SOA-SERVICE-NAME | 呼び出すAPIの名前。File Transfer APIコールの場合、”FileTransferService”をセット。 | |
X-EBAY-SOA-SECURITY-TOKEN | 必須 | 認証済みユーザを識別するトークン(ユーザトークン)。 |
X-EBAY-SOA-SERVICE-VERSION | 利用するAPIバージョン(1.0.0など) |
スキーマ
次のURLより、Bulk Data Exchange のWSDLを次のURLからダウンロードできます。http://developer.ebay.com/webservices/file-transfer/latest/FileTransferService.wsdl
特定のバージョンのWSDLの場合、latestの代わりにバージョン番号を指定することができます。http://developer.ebay.com/webservices/file-transfer/1.0.0/FileTransferService.wsdl
Merchant Data API(データファイル)
このAPIは、eBayにデータやレポートをファイルで送受信する仕組みを提供します。利用できるAPIコールは、Merchant Data API Referenceに定義されています。 このページで、一部のAPIコールが「Related」として乗っていますが、これはTrading APIでも存在するAPIコールであり、定義はTrading APIでされています。 Merchant Data APIコールでは、同じコールの複数のインスタンス(複数商品に対する同じ処理)を記述したデータファイルを用意します。データファイルには、1種類のコールしか記述できません。 例えば、AddFixedPriceItemの複数回コールは同じファイルに記述できますが、AddFixedPriceItemとReviseFixedPriceItemのコールを同じファイルに含めることはできません。 データファイルは、出品に関する情報を含んでいます。リクエストとレスポンスは、Trading APIと類似した形です。ほとんどのMerchant Data APIは、処理を実行するAPIコールを直接呼び出すのではなく、実行するAPIコールを記述したファイルを送信する方式になっています。 直接処理を呼び出したい場合は、関連API(Trading API)のコールを呼び出すことになります。 このAPIでは、リクエストした処理の実行結果が分かるよう、「レポート」という概念を導入しています。レポートは、出品中商品、販売済み商品など、在庫管理に必要な情報を提供します。 Merchant Data APIは、単体でコールされることはありません。データファイル構造
データファイルは、eBayへのリクエスト(AddFixedPriceItemRequest, ReviseInventoryStatusRequest, OrderAckRequestなど)、eBayからのはレスポンス、リポート(AddFixedPriceItemResponse, OrderReportなど)を含みます。 データファイルは、次のように部品化された構造をもっています。- XML定義 ファイル転送でアップロード、ダウンロードするファイルはXMLであり、XML定義部分が必要です。エンコーディング属性はUTF-8である必要があります。
- リクエスト又はレスポンスコンテナ データファイルをアップロードする際、個々のリクエストはBulkDataExchangeRequestsコンテナ内である必要があります。ダウンロードしたデータファイルのペイロードは、BulkDataExchangeResponsesコンテナ内である必要があります(レスポンスコンテナは、ネームスペース定義も含みます)。 データファイルは、BulkDataExchangeRequestsとBulkDataExchangeResponsesのどれかのコンテナを含むことができます。
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ヘッダー フィルをアップロードする際、BulkDataExchangeRequestsコンテナ内にヘッダーを入れる必要があります。ヘッダーは次の2つのフィールがあります。
- SiteID : ペイロードにあるリクエストを送信するeBayサイトのID
- Version : ペイロードにあるリクエストの互換バージョン番号。このバージョン番号は、ペイロードの個々のリクエスト(AddFixedPriceItemリクエストなど)にも指定する必要があります。
- ペイロード データファイルペイロードは、一つまたは複数のリクエスト、レスポンス、リポートを含みます。Merchant Data API Referenceに、リクエストの入力フィールド、レスポンスとリポートの出力フィールドが定義されています。 ペイロード内のリクエストは、全て同じ種類でなければなりません。つまり、AddFixedPriceItemとReviseFixedPriceItemリクエストを同じデータファイルに混ぜることはできません。